山イメージ

光岳 2591m 易老渡

  8月に荒沢から光までの南アルプス大縦走を計画したのですが、息子の調子がおもわしくなく、コースを短縮して聖から荒沢に変わってしまいました。残ってしまった光岳をなんとか今年中に登っておきたいなと思っていたところ、日本海側では大雪ですが、2週間ぐらい天気を見続けてきましたが今年は雪があまり降っていなく積雪量も問題が無さそうなので光小屋泊で光岳に行ってきました。
 一番の印象は急登ですが、降りの時に特に感じました。よくこんな急な坂を登ってきたとしみじみ思ってしまいました。易老岳からは雪がありスパッツは必須と言う感じで最大30cmぐらいの積雪でした。静高平は凍っており水は出ていませんでしたが、小屋の水場から水を汲むことは出来ました。小屋で一緒だった方で聖岳に向かった人もいたので、パワフルだなと感じてしまいました。またこの時期でも日帰りピストンの方がいたのには驚きました。
 予想通り雪は少なめでしたが、あくまでも今年の例であり他の年はどうなるかわかりません。この時期に2000m以上の山に行くなら十分な装備と対策をとるよう自己責任でお願いします。
フレーム 聖岳と兎岳
 易老渡登山口からいきなり直登です。樹林帯の中を景色はあまりよくないのですが、正面には時折青空に雪をかぶった聖岳が姿を見せてくれるのが唯一の救いです。
易老岳を少し下って
 面平を過ぎると光岳方面の景色が見えはじめてきます。倒木帯で光岳と思われる山が見えますが、確信がもてません。ただただひたすら登ると三角点があり、そこから少し道が険しくなり、さらに高度を稼ぐと易老岳の分岐でした。見晴らしがないため、先に進むと目の前にイザルガ岳と光岳が現れました。
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フレーム 朝焼けの富士山
 三吉平からの登りで息子の足がかなり遅くなってしまいました。静高平でおなかが空いたと言うのでおせんべいをかじりながら小屋へ向かいました。。小屋は私たちを含めて11名でしたのでゆったりと使用することが出来ました。
 翌朝は早立ちする人たちの準備をしている音で起き、しばらくすると朝焼けに富士山のシルエットが浮かんでいました。
光岳山頂
 ゆっくりと朝食を取っていると全ての方が出発をしてしまいました。私たちも遅れて山頂に向かいます。右の写真は光石の帰りに撮った写真です。
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フレーム 山頂からの展望
 山頂は樹林にかこまれ展望がないとの思い込みがありましたが、一方向だけですが、聖や富士山も見えて展望的にはそんなに悪く無いじゃんと思いました。
光石
 山頂から少し先に展望台があり右下に山名の由来となりました光石が見えます。やはりここは見に行かないと思い急斜面を降りて石に登るとかなりの絶壁です。南側は開けており大無間山が奥に見えています。小屋で荷物を背負い、イザルガ岳にも寄り、360度の展望を堪能してから下山しました。
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