山イメージ

空木岳 2864m 千畳敷

 空木は花崗岩が突き刺さったような山で登りはかなりきつかったです。ただ登るにつれて視界が開けていき、東川から檜尾、宝剣、木曽駒と徐々に見えてきました。また第1ピークにくると第2ピークや山頂付近も見えてきます。第2ピークへの登りはさらに険しくなり頑張りどころです。山頂に登ると今まで見えていなかった南アルプスの山々が見えましたが、富士山を特定することは出来ませんでした。
 下山の池山尾根は樹林帯手前までは気持ちよく降りれました。避難小屋の分岐を過ぎると迷い尾根の看板があり、その先に梯子、鎖場、階段などが連続するところがあります。かつては難所だったのでしょうが現在は慎重に歩けば問題はないと思います。林道終点からの看板をのぞき、今回のコースはかなり整備が行き届いて感じがしました。
フレーム 木曽殿山荘
 午後からの予定もあるので、明るくなる前に出発。既に何組か出発していたが、空木方面の先行は1組だけでした。第1ピークの手前で明るくなり展望を楽しみながら登って行きました。
山頂への登り
 第1ピークを過ぎて山頂(第2ピーク?)への登りです。危ないところは鉄筋で足場が組まれており、登りやすくなっています。下からは第2ピークは見えるのですが、山頂は見えません。
フレーム
フレーム 空木岳山頂
 第2ピークを巻いて登るとすぐに山頂です。眼下には駒峰ヒュッテや避難小屋が見え大勢登ってきます。
 私たちが山頂に着いた時には一人しかいませんで静かでしたが、降りる時には満員状態でした。
山頂より木曽駒・宝剣
 昨日歩いた木曽駒、宝剣、檜尾、熊沢が見えて長いコースが実感できます。また南駒ケ岳も真横に威圧感たっぷりそびえています。薄っすらですが南アルプスも見えていました。
フレーム
フレーム 池山尾根稜線から空木岳
 下山しているとガスが徐々に出てきて視界が悪くなってきました。ただもうすぐ樹林帯というところで振り返り空木の見納めです。右には駒石が見えています。途中水場で休憩をして一気に下山しました。
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