山イメージ

聖岳 3013m 聖沢登山口

 今回は南アルプス南端の4つの百名山を6日間かけて縦走しようと計画しましたが、7月に登った岩手山の影響で息子の膝の調子が良くありません。医者にはOKをもらったのですが、大事をとって3山4日間のコースに変更し、2日間を回復にあてたら具合もかなり良くなり出発となりました。
 今回はテント泊もあるので装備はいつもよりかなり増えたのですが、息子の膝の具合から軽くかさばる物だけを息子に持たせ、装備のほとんどは私が担がざるをえません。昨年はこの時期北海道登山でしたので涼しかったのですが、暑い時期の登山で水も多めとなり重量が増えます。きちんとは計っていませんが、娘の体重より重いのは間違いない重量となりました。
フレーム 林道崩壊
 7月台風(鳥海山に登っている時に来たもの)で、臨時駐車場と畑薙第一ダムの間で林道が崩壊し、車は通行止めで人が通れるよう仮設の道路を作り、ダムからは東海フォレストのバスが運行していました。
車窓より前・奥聖岳
 赤石湖の手前より明日登る予定の聖岳が見えます。左奥が前聖、その右が奥聖だと教えてくれました。明日も天気が良さそうなので期待が膨らみます。
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フレーム 聖沢吊橋
 聖沢登山口で降ろしてもらい早速出発です。水場までは急登、そこから吊橋まではトラバース気味に、この後は造林小屋跡まで、また急登でした。ここで追いつかれたお兄さんとは中岳非難小屋まで一緒になることが多かったです。
聖平小屋
 造林小屋跡から一登りして稜線に出ると沢を右下に見ながらの歩きが続きます。途中に滝や聖が見えてくるのですが、山頂にはガスがかかっています。
 沢を詰めて行くと聖平小屋が見えてきました。
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フレーム テント泊
 本日はテント泊です。受付での方はとても親切で今度来ることがあったら小屋泊もしたいなと感じました。私が準備している間、息子はすぐ近くのテントにいたおじさんと話をしていましたが、この方とは30年ぶりに来たと言っていましたが千枚小屋まで一緒になり今回一番話をしました。
 夕食はハンバーグやシュウマイなどでした。
小聖岳山頂
 朝食をとりテントを撤収して出発です。途中から見えていた小聖ですが、意外とあっさり登れました。天気もよく上河内や茶臼などの山々も良く見えています。山頂までサブザックの関西の方と抜きつ抜れつとなりましたが、サブザックの方が多いのには驚きました。
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フレーム 前聖岳山頂
 最後は急登でしたが、ほぼコースタイム通りに聖岳に登ることができました。正面には見えるのは赤石岳で明日の目的の一つです。隣には塩見らしい山も見えています。山頂はかなりの人でぞくぞくと登ってきます。
山頂より百間洞山の家
 本日の宿泊地である小屋がはっきり見えます。この先はアップダウンが多く、かなりきついかなと感じさせられました。
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フレーム 奥聖岳山頂
 奥聖を諦めて兎へ向かい降り始めたところで、やっぱりここまで来たのだから登ろうということで戻って奥聖まで来てしまいました。息子はぶつぶつと言っていました。
 この後、前聖経由で兎岳へ向かったのですが、下りはじめてすぐに登ってくる人と出会い、百間から来たというのには驚きました。
小兎岳山頂
 聖兎コルへの下りはいい加減嫌になる長さでしたね。その後、兎への登りでは食事の間隔があいて息子がバテてしまい兎岳で準備、降りたところで昼食となりました。このころからガスが多くなってきました。
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フレーム 百間洞山の家
 小兎から先はガスの中を歩き、たまにガスが薄くなるという感じでした。奥聖行ったので、その分景色を損したかな。
 明日の早立ちとフォレストの券もあるので本日は小屋泊。夕食のとんかつは肉好きの息子が食べきれないほどのボリュームでした。
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