山イメージ

赤石岳 3120m 聖沢登山口

 3日目は百間洞山の家から赤石岳、悪沢岳経由で千枚小屋までの約12時間の行程で今回もっともがんばらなければならないところです。最初はガスで何も見えなかったのですが、赤石を登っている頃から徐々にガスが晴れてきて山頂では視界もよくなり眺望を堪能できました。この後も私たちを避けるようにガスが晴れてくれて悪沢岳まで視界がよかったのはラッキーでした。
 赤石岳では期待していた以上に景色を見ることが出来たのでつい長居をしてしまいましたが、天気がよいと周りの人との会話も弾み嬉しさがにじみ出てきますね。
 なお後半の悪沢岳については別ページを参照してください。
フレーム 百間平
 3時半起き4時出発で最初はヘッドライトを使っての登りです。頭上には星が見えていたのですが、山付近はガスで覆われており視界はあまりよくありません。
また朝早く起きての急登でペースもあがらず百間平まで時間がかかってしまいました。
赤石より富士山
 百間平の過ぎたところで朝弁を食べ、山頂への急登を進みます。ガスがどんどん晴れてきて気分は盛り上がるのですが、この登りは辛いですね。思った以上に時間がかかりました。山頂が見えてくると富士山が見え下の方がガスの中なのにうっすらと稜線が見える珍しさに感動してしまいました。
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フレーム 赤石岳南峰山頂?
 南アルプスでよくある山頂看板型の赤石岳山頂。実はここが本当の山頂ではなくバック写っているのが山頂です。景色がよいので誰かがここに看板を設置したのだろうと非難小屋の主人が言っていました。初日のお兄さんと写真を撮り合いながら、あっという間に時間が過ぎて行き、本当の山頂へ向かいます。
赤石岳山頂
 北側にある山頂でバックに写っているのは聖岳です。ここでテン場で一緒になったおじさんとも合流。この景色にお互い感動しあいました。ここから赤石小屋への登山道が見え登ってくる人が多いのですが、かなりの急登で大変だろうなと人事のように思ってしまいました。
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フレーム 赤石山頂より北アルプス
 夏のこの暑い時期に槍や穂高がはっきり見えるではないですか。これから登る悪沢など荒川三山もガスの中から顔を出し始めているので私たちが着く頃には晴れていることを期待させられます。
小赤石岳より赤石岳
 名残り惜しいですが本日は先が長いため進みます。すぐに赤石小屋との分岐で少し登ると小赤石岳です。振り返って赤石岳を再度望みます
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