山イメージ

常念岳 2857m 一ノ沢林道

 昨年7月の豪雨で1年以上も一般車が通行できなかった一ノ沢林道が9月29日に開通したので早速常念岳に行ってきました。ただ開通と言っても全面ではなくヒエ平手前1.2km前に臨時駐車場が出来、そこからは約15分歩かなければならないそうです。まぁ、その前は常念いこいの広場から約5km歩かなければならないことを考えればかなりの進歩ですが。
 前日まで降った雪のため常念は白く染まっていました。とりあえずアイゼンは2つ持っていきました。水場より上は凍っておりアイゼンの使用も検討したのですが、息子が大丈夫と言ったので装着しないで登りました。それにしてもこの時期は寒いですね。晴天の登山日和でしたが、常念乗越からは強風のため、かなり寒く感じました。また中途半端に雪に岩があるため歩きづらく、コースも間違いやすく登りずらかったです。すれ違った方でアイゼンをしていたのは3割ぐらいいました。
フレーム 朝焼けの常念
 ヒエ平登山口に向かって林道を歩いていると、これから登る常念が朝焼けで赤く染まっていたので、思わず立ち止まり撮影してしまいました。周りの方々も同様に写真を撮っていました。
胸突八丁付近からの常念
 だいぶ登ってきて常念が大きくなってきました。金曜日から土曜日にかけて降った雪のため真っ白い常念が青空の下でとても綺麗です。
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フレーム 水場から登ると
 2100m付近の最終水場を過ぎると登山道は雪や氷となっていました。滑らないように気をつけながら登りますが、帰りもこのままだと怖いなと感じました。
常念乗越より槍ヶ岳
 常念乗越に登ると小屋の向こうにいきなり白い槍ヶ岳が飛び込んできました。周りに居る人みんなが、この景色に感動していました。ただ風が強くここでいっぱい着込んで山頂を目指します。
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フレーム 常念岳山頂
 強風と雪のため登るのに1時間半もかかってしまいました。ただ山頂は風も弱く360度の展望を楽しむにはかなりよいコンディションです。昼食後、息子は太陽にあたりながら昼寝をしていました。
山頂より槍穂高
 あまりの景色の良さに山頂で1時間半以上も居てしまいました。北から西方向に、鹿島槍や剣・立山、表銀座に裏銀座の山々、槍穂高、乗鞍、御岳、中央に南アルプス、富士山、八ヶ岳、浅間山などなどが見えます。キレットの奥には白山も見えました。
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