山イメージ

笠ヶ岳 2897m 笠新道

 10月1日は息子の11歳の誕生日なので記念に笠ヶ岳へ登りを計画しました。ところが30日までは天気が良くありません。1日の予報が曇りだったため、一瞬でも頂上から槍穂の稜線が見えることを期待して登ることにしました。しかし期待に反してまったく展望は得られなく残念な結果となってしまいました。山荘で写真が飾ってあり、イメージはついたのですが、またの機会に自分の目でこの稜線をみたいと強く感じ不満が残りながらの下山となってしまいました。
 笠新道はとにかく登り一辺倒でさらに石が多く、2100mと超えると岩の上を歩くことが多くなります。雨も降っていたので滑らないように慎重に歩きました。また稜線に出てからは風がなく助かりましたが、もし風が強いとこの時期寒さがかなり堪えたと思います。旧道が廃止になってしまいましたが、昭文社の地図を今回購入したので新旧の地図を見比べると、旧道と新道経由の所要時間がまったく同じになっていました。新道は抜戸岳まで登らなければならないので旧道の方が短いのではないかと思います。
 今回息子にとって危ないと思ったのは上記の通りで特に降りの岩場は滑りやすく気をつけました。
 なお写真ですが、防水ケースをつけていたため、非常に見苦しいものもありますが、お許し下さい。
フレーム 笠新道登山口
 新穂高温泉に着くと予想に反して雨が強く降っています。少し時間をとりましたが状況が変わりそうも無いので朝食をとってから出発。左俣谷の林道を1時間強歩くと登山口でした。ここから稜線まで登り一辺倒になりますが、歩き出してすぐに下山者とすれ違ったのには驚きました。
なお写真の隅に黒っぽく残っているのは防水ケースの縁が写っているためです。また水滴がついており多少ピントがあまいところもあります。。
新穂高・千石尾根方面
 ひたすら登り中間地点を越えるとところどころで視界が開けています。ロープウェイの動作音が響き、遠目ですが、動いている姿も見えました。この後、2100mや2200mの看板で槍穂高の眺めが一望できるとありましたが、まったく見ることは出来ませんでした。中間地点から杓子平までも見えているのですが、着かずにがんばりどころでした。
フレーム
フレーム 杓子平
 旧道と分岐を過ぎ、抜戸岳の稜線目指しひたすら登ります。振り返るとガスが一瞬はれ杓子平を望むことができました。この登りも山頂方面が見えるのになかなか着かず辛かったです。
稜線
 抜戸岳分岐で稜線に出て、少し降ると弓折岳との分岐を左手に進みます。ここでもガスが少しはれてくれて、笠ヶ岳方面の稜線が見えました。少し時間はかかりましたが笠ヶ岳山荘に到着。中の暖かさは天国でした。本日の宿泊は16名とすいていました。
フレーム
フレーム 笠ヶ岳山頂
 翌朝天候は回復せずにガスの中を山頂に到着。まったく展望はありませんでした。弓折岳経由で下山も考えていたのですが、何も見えないので笠新道経由で下山することにしました。。
抜戸岳
 せっかくここまで来たから分岐より100m先にある山頂によってきました。ただ相変わらず何も見えません。登る時よりガスが濃く下山時の方がまったく見えませんでした。
フレーム
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