ガスの中、五竜を降ります。浮石が多く落石に注意したり、鎖の付いた岩場もかなりありました。キレット小屋に着くころになるとガスが晴れ始め少しずつ景色が見えるようになってきたので、鹿島槍山頂での展望が期待させられます。北峰まで地図のコースタイムよりかなり早く着くことが出来ました。よく考えてみたら標高差400mを2時間以上かけて登るのはよっぽどの難所しか考えられないかな。 北峰ではガスが晴れ吊尾根と南峰が見えてきました。すぐに北峰に登ると向かいにガスが多少かかっていますが五竜がはっきり見え、眼下には先ほど通ったキレット小屋も見れました。この展望を南峰でも見たいと先に進みましたが、かなわぬ夢となってしまったのは残念です。 山頂では携帯が通じたため天気予報を確認すると翌日は朝から雨とあるではないですか。時間も予定よりかなり早かったため、予定を延ばし種池山荘まで行くことにしました。これは正解で最終日、明るくなったらすぐに下山を開始。登山口まであとわずかというところで雨に降られましたが、その後温泉に行くと雷が鳴り始めたので良かったと感じました。 いつもの温泉は薬師の湯に立ち寄ったのですが、朝5時からやっていて良かったです。 |
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五竜からの降り いきなり岩場を急降下で雷鳥が姿を見せてくれました。本日の天気は望み薄です。ガスっていたため高度感が無いはずですが、鎖もあり緊張を強いられました。 |
北尾根の頭への登り 途中浮石の多いところでは落石に注意しなければならなく気を使いました。G4、G5とピークを越え梯子を登ると北尾根の頭でした。 |
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キレット小屋 だんだんガスが晴れてきて、もしかすると五竜やいま通ってきた道が見えるかなと思っているとキレット小屋が目の前に現れました。本当にコルの間に建っていて、よくこんなところにあるなと思ってしまいました。 |
八峰キレット キレット小屋から少し歩いたら有名な八峰キレットを通りましたが、梯子など整備が行き届いており問題なく通過できてしまいました。 |
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鹿島槍ヶ岳山頂 思ったより早く北峰に着くとガスがだいぶ晴れてきました。北峰からはガスが多少かかっていますが、五竜や吊尾根の稜線が見えていて、南峰でも期待していたのですが、30分待ってもガスの中だったので諦めて下山してしまいました。。 |
降り途中で振り返り南峰 下山し始めると山頂のガスが晴れてきました。少し残念でしたが先があるため進みます。 |
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爺ヶ岳山頂 予定では冷池山荘まででしたが、思ったより早く着いたのと天気が下り坂でしたので種池山荘まで行くことにしました。中峰・南峰の山頂に立ったのですが、どちらもガスで覆われ展望はありませんでした。途中、中学生と多数すれ違い賑やかではありました。 |
種池山荘 先ほどすれ違った中学生が先生込みで100名ぐらい泊まっており混雑していました。それでも一人布団1枚でしたのでゆっくり寝ることは出来ました。夕食時に息子は質問攻めにあっていました。 |
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