山イメージ

会津駒ケ岳 2133m 滝沢登山口

  台風の影響が心配でどこにしようかと考えていたのですが、台風は太平洋沖に抜けて、雨は朝方までに上がるということで会津駒ケ岳にしました。
 3日目というよりは寝不足がたたったのか天気がよくなく蒸しているめか、最初はペースが上がりませんでした。まぁ、最初からかなりの急登ではありましたが。山頂直下までほとんど樹林帯の中を歩くことになるのですが、0.5kmぐらいの間隔で道標があり、山頂までの距離がわかりながら歩けます。
 天気がよくならずに途中で展望が得られそうな所では雨でザックにカバーをする必要がありました。山頂近くの木道まであがるとガスが晴れてきて駒の小屋や駒ケ岳が見えてきました。また湿原には高山植物が咲いており気持ちよく歩けました。これは期待していたのに結局このあとガスが切れることはなく山頂で展望は得られませんでした。
 下山時にはたくさんの方が登ってきており、台風で天気もあやふやでしたが、花を見るために来られたのかなと思いました。
フレーム 貯水池上
 登山口から貯水池に出たら人がいて驚きました。今回笈に登ったのは私たちとこの人たちの2パーティーでした。
カタクリの群生地で帰りにはたくさんの花が咲いていました。
山毛齡山手前
 山毛齡山(ぶなおやま)まであと急登を残すのみと言うところで視界が開け笈ヶ岳と大笠山が見えてきました。天気予報が悪かったので見えた時には感動しました。ここまではあまり雪がなく藪漕ぎという感じでした。
フレーム
フレーム 1260m地点
 山毛齡山の次のピークでテントを張る。明日登る笈のルートが見える。手前にある冬瓜山(かもうりやま)の切り立った山頂が印象的でした。2時半頃から宴会が始まり、ずるずると夕食となり、19時過ぎに就寝。風も強くなく寝やすい晩だと思うが私は暑くなり途中で何度かおきてしまいました。
シリタカ山下
 陣幕地から冬瓜平までも藪漕ぎや踏み抜きも多かったですが、冬瓜平からは雪上歩行。この頃になるとガスが出てきて視界がかなり悪くなってきました。ひたすら登り稜線に出てアイゼンをつけました。
フレーム
フレーム 笈ヶ岳山頂
 ガスの中を山頂はまだかと思いながら黙々と進むといきなり山頂が現れてきました。視界はまったくありませんでしたが、2年越しの希望が叶いました。寒いので早々に下山をしましたが、歩行時間5時間弱で登山口まで着いたのには驚きました。
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