昨年登れなかった笈ヶ岳に今年もチャレンジしました。今回はガイドを除いて6名でしたが、6名とも昨年登れずリベンジというメンバーで気合の入り方も違いましたが、天気予報が下降気味で展望どころか登るにも不安です。 笈はこの時期にしか登れないと言われていますが、今年は雪も少ないようで藪漕ぎや落とし穴にはまりまくりました。また時折小雨がぱらつく天気のため雨具を着用することが多かったのですが、まるでサウナに入りながらの登山で、水分補給が追いつかずに少しバテてしまいました。久々のテント泊&アイゼン・ピッケル使用となり、丹沢や両神とは全くレベルの違う山行で運動不足を痛感してしまいました。 それにしても帰りにまたカメラの調子が悪くなり最後まで撮影が出来なかったのは残念でした。 |
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貯水池上 登山口から貯水池に出たら人がいて驚きました。今回笈に登ったのは私たちとこの人たちの2パーティーでした。 カタクリの群生地で帰りにはたくさんの花が咲いていました。 |
山毛齡山手前 山毛齡山(ぶなおやま)まであと急登を残すのみと言うところで視界が開け笈ヶ岳と大笠山が見えてきました。天気予報が悪かったので見えた時には感動しました。ここまではあまり雪がなく藪漕ぎという感じでした。 |
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1260m地点 山毛齡山の次のピークでテントを張る。明日登る笈のルートが見える。手前にある冬瓜山(かもうりやま)の切り立った山頂が印象的でした。2時半頃から宴会が始まり、ずるずると夕食となり、19時過ぎに就寝。風も強くなく寝やすい晩だと思うが私は暑くなり途中で何度かおきてしまいました。 |
シリタカ山下 陣幕地から冬瓜平までも藪漕ぎや踏み抜きも多かったですが、冬瓜平からは雪上歩行。この頃になるとガスが出てきて視界がかなり悪くなってきました。ひたすら登り稜線に出てアイゼンをつけました。 |
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笈ヶ岳山頂 ガスの中を山頂はまだかと思いながら黙々と進むといきなり山頂が現れてきました。視界はまったくありませんでしたが、2年越しの希望が叶いました。寒いので早々に下山をしましたが、歩行時間5時間弱で登山口まで着いたのには驚きました。 |
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